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Hypertext Transfer Protocol ( リダイレクト:Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、略称 HTTP)とは、WebブラウザとWebサーバの間でHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコルである。ハイパーテキスト転送プロトコルとも呼ばれる。HTTP/1.1 が RFC 7230 から RFC 7235 で規定されている。かつては RFC 2616 が HTTP/1.1 を規定していたため、こちらもよく参照されている。また2010年代に入り、HTTP/1.1 を Google が改良した SPDY が普及したことを受けて、SPDY を基とした HTTP/2 の制定作業が開始され進められている。== 概要 ==名前の通り、 HTML (HyperText Markup Language) や XML (Extensible Markup Language) によって記述されたハイパーテキストの転送を主な目的としているが、それ以外にも、バイナリ形式の画像、音声を含め、様々なデータを扱うことが可能である。その汎用性からセンサーからの定期的なデータの取得などにも用いられる。トランスポート・プロトコルとして通常TCPを使用する。HTTPはリクエスト-レスポンス型のプロトコルであり、クライアントがサーバにリクエストメッセージを送信する。基本的な考え方は非常に単純で、「何を」「どうして」欲しいのかを伝える。URLが「何を」、メソッドが「どうして」に当たる。サーバはこれにレスポンスメッセージを返し、基本的にこの時点で初期状態に戻る。つまり、サーバはクライアントの状態を保存しない。World Wide WebにおけるWebページなどのリソースは、Uniform Resource Identifierによって指定される。HTTP を使用してリソースにアクセスするときは、http: が先頭についた URL を使用する。下にURL の例を挙げる。 http://www.example.co.jp/~test/samples/index.html最初のHTTP/0.9ではURLのみの簡単なやりとりであったが、HTTP/1.0でNNTPやSMTPのような各種ヘッダが定義され、HTTP cookieなどの利用が可能になった。HTTP/1.1では複数データを効率よく転送するための持続的接続や、プロキシの利用等も想定した仕様になった。このほかの点を箇条書きで示す。*ポート番号80をデフォルトとして使用する。*TLSで暗号化され、セキュリティを確保したHTTPは、HTTPSと呼ばれる(httpsは実際にはURIスキームの1つであり、実際のプロトコルにはHTTP over SSL/TLSが用いられる)。*HTTP は基本的にサーバが状態を保持しない (stateless) プロトコルだが、データベースなどを使用するWebアプリケーションにおいては状態保持が必要だったため、そのためにいわゆる Cookie(クッキー)とよばれる機構が Netscape Communications Corporation によって導入された。Cookie を使用することによって状態を管理し、"セッション" を維持することが可能になる。*HTTPの拡張プロトコルとしてWebDAVがある。*UPnPでは、HTTPをUDP上で使用するHTTPUや、マルチキャストで使用するHTTPMUが規定された。*行末文字は他の多くのアプリケーション層に属するインターネットプロトコルと同じCRLFである。 ) : ウィキペディア日本語版
Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、略称 HTTP)とは、WebブラウザとWebサーバの間でHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコルである。ハイパーテキスト転送プロトコルとも呼ばれる。HTTP/1.1 が RFC 7230 から RFC 7235 で規定されている。かつては RFC 2616 が HTTP/1.1 を規定していたため、こちらもよく参照されている。また2010年代に入り、HTTP/1.1 を Google が改良した SPDY が普及したことを受けて、SPDY を基とした HTTP/2 の制定作業が開始され進められている。== 概要 ==名前の通り、 HTML (HyperText Markup Language) や XML (Extensible Markup Language) によって記述されたハイパーテキストの転送を主な目的としているが、それ以外にも、バイナリ形式の画像、音声を含め、様々なデータを扱うことが可能である。その汎用性からセンサーからの定期的なデータの取得などにも用いられる。トランスポート・プロトコルとして通常TCPを使用する。HTTPはリクエスト-レスポンス型のプロトコルであり、クライアントがサーバにリクエストメッセージを送信する。基本的な考え方は非常に単純で、「何を」「どうして」欲しいのかを伝える。URLが「何を」、メソッドが「どうして」に当たる。サーバはこれにレスポンスメッセージを返し、基本的にこの時点で初期状態に戻る。つまり、サーバはクライアントの状態を保存しない。World Wide WebにおけるWebページなどのリソースは、Uniform Resource Identifierによって指定される。HTTP を使用してリソースにアクセスするときは、http: が先頭についた URL を使用する。下にURL の例を挙げる。 http://www.example.co.jp/~test/samples/index.html最初のHTTP/0.9ではURLのみの簡単なやりとりであったが、HTTP/1.0でNNTPやSMTPのような各種ヘッダが定義され、HTTP cookieなどの利用が可能になった。HTTP/1.1では複数データを効率よく転送するための持続的接続や、プロキシの利用等も想定した仕様になった。このほかの点を箇条書きで示す。*ポート番号80をデフォルトとして使用する。*TLSで暗号化され、セキュリティを確保したHTTPは、HTTPSと呼ばれる(httpsは実際にはURIスキームの1つであり、実際のプロトコルにはHTTP over SSL/TLSが用いられる)。*HTTP は基本的にサーバが状態を保持しない (stateless) プロトコルだが、データベースなどを使用するWebアプリケーションにおいては状態保持が必要だったため、そのためにいわゆる Cookie(クッキー)とよばれる機構が Netscape Communications Corporation によって導入された。Cookie を使用することによって状態を管理し、"セッション" を維持することが可能になる。*HTTPの拡張プロトコルとしてWebDAVがある。*UPnPでは、HTTPをUDP上で使用するHTTPUや、マルチキャストで使用するHTTPMUが規定された。*行末文字は他の多くのアプリケーション層に属するインターネットプロトコルと同じCRLFである。

Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、略称 HTTP)とは、WebブラウザWebサーバの間でHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコルである。ハイパーテキスト転送プロトコルとも呼ばれる。
HTTP/1.1 が RFC 7230 から RFC 7235 で規定されている。かつては RFC 2616 が HTTP/1.1 を規定していたため、こちらもよく参照されている。また2010年代に入り、HTTP/1.1 を Google が改良した SPDY が普及したことを受けて、SPDY を基とした HTTP/2 の制定作業が開始され進められている。
== 概要 ==
名前の通り、 HTML (HyperText Markup Language) や XML (Extensible Markup Language) によって記述されたハイパーテキストの転送を主な目的としているが、それ以外にも、バイナリ形式の画像、音声を含め、様々なデータを扱うことが可能である。その汎用性からセンサーからの定期的なデータの取得などにも用いられる。
トランスポート・プロトコルとして通常TCPを使用する。
HTTPはリクエスト-レスポンス型のプロトコルであり、クライアントがサーバにリクエストメッセージを送信する。
基本的な考え方は非常に単純で、「何を」「どうして」欲しいのかを伝える。URLが「何を」、メソッドが「どうして」に当たる。
サーバはこれにレスポンスメッセージを返し、基本的にこの時点で初期状態に戻る。つまり、サーバはクライアントの状態を保存しない。
World Wide WebにおけるWebページなどのリソースは、Uniform Resource Identifierによって指定される。HTTP を使用してリソースにアクセスするときは、http: が先頭についた URL を使用する。下にURL の例を挙げる。
http://www.example.co.jp/~test/samples/index.html
最初のHTTP/0.9ではURLのみの簡単なやりとりであったが、HTTP/1.0でNNTPSMTPのような各種ヘッダが定義され、HTTP cookieなどの利用が可能になった。HTTP/1.1では複数データを効率よく転送するための持続的接続や、プロキシの利用等も想定した仕様になった。
このほかの点を箇条書きで示す。
*ポート番号80デフォルトとして使用する。
*TLSで暗号化され、セキュリティを確保したHTTPは、HTTPSと呼ばれる(httpsは実際にはURIスキームの1つであり、実際のプロトコルにはHTTP over SSL/TLSが用いられる)。
*HTTP は基本的にサーバが状態を保持しない (stateless) プロトコルだが、データベースなどを使用するWebアプリケーションにおいては状態保持が必要だったため、そのためにいわゆる Cookie(クッキー)とよばれる機構が Netscape Communications Corporation によって導入された。Cookie を使用することによって状態を管理し、"セッション" を維持することが可能になる。
*HTTPの拡張プロトコルとしてWebDAVがある。
*UPnPでは、HTTPをUDP上で使用するHTTPUや、マルチキャストで使用するHTTPMUが規定された。
*行末文字は他の多くのアプリケーション層に属するインターネットプロトコルと同じCRLFである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、略称 HTTP)とは、WebブラウザとWebサーバの間でHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコルである。ハイパーテキスト転送プロトコルとも呼ばれる。HTTP/1.1 が RFC 7230 から RFC 7235 で規定されている。かつては RFC 2616 が HTTP/1.1 を規定していたため、こちらもよく参照されている。また2010年代に入り、HTTP/1.1 を Google が改良した SPDY が普及したことを受けて、SPDY を基とした HTTP/2 の制定作業が開始され進められている。== 概要 ==名前の通り、 HTML (HyperText Markup Language) や XML (Extensible Markup Language) によって記述されたハイパーテキストの転送を主な目的としているが、それ以外にも、バイナリ形式の画像、音声を含め、様々なデータを扱うことが可能である。その汎用性からセンサーからの定期的なデータの取得などにも用いられる。トランスポート・プロトコルとして通常TCPを使用する。HTTPはリクエスト-レスポンス型のプロトコルであり、クライアントがサーバにリクエストメッセージを送信する。基本的な考え方は非常に単純で、「何を」「どうして」欲しいのかを伝える。URLが「何を」、メソッドが「どうして」に当たる。サーバはこれにレスポンスメッセージを返し、基本的にこの時点で初期状態に戻る。つまり、サーバはクライアントの状態を保存しない。World Wide WebにおけるWebページなどのリソースは、Uniform Resource Identifierによって指定される。HTTP を使用してリソースにアクセスするときは、http: が先頭についた URL を使用する。下にURL の例を挙げる。 http://www.example.co.jp/~test/samples/index.html最初のHTTP/0.9ではURLのみの簡単なやりとりであったが、HTTP/1.0でNNTPやSMTPのような各種ヘッダが定義され、HTTP cookieなどの利用が可能になった。HTTP/1.1では複数データを効率よく転送するための持続的接続や、プロキシの利用等も想定した仕様になった。このほかの点を箇条書きで示す。*ポート番号80をデフォルトとして使用する。*TLSで暗号化され、セキュリティを確保したHTTPは、HTTPSと呼ばれる(httpsは実際にはURIスキームの1つであり、実際のプロトコルにはHTTP over SSL/TLSが用いられる)。*HTTP は基本的にサーバが状態を保持しない (stateless) プロトコルだが、データベースなどを使用するWebアプリケーションにおいては状態保持が必要だったため、そのためにいわゆる Cookie(クッキー)とよばれる機構が Netscape Communications Corporation によって導入された。Cookie を使用することによって状態を管理し、"セッション" を維持することが可能になる。*HTTPの拡張プロトコルとしてWebDAVがある。*UPnPでは、HTTPをUDP上で使用するHTTPUや、マルチキャストで使用するHTTPMUが規定された。*行末文字は他の多くのアプリケーション層に属するインターネットプロトコルと同じCRLFである。」の詳細全文を読む




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